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ツヴァイゲルト 2021 (ユルチッチ)
3,200円(税込3,520円)
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ツヴァイゲルト 2021 (ユルチッチ)
3,200円(税込3,520円)
葡萄品種 Zweigelt 100%
ツヴァイゲルト
辛口 赤 750ml
アルコール度数 13.0%
酸度 5.8g/l
残糖度 1.0g/l


ワイン
ツヴァイゲルトの品種らしいチェリーとマハレブの香りを特徴とします。クリア
で明快、チャーミングで飲み時。典型的な、繊細でフルーティなカンプタール
のツヴァイゲルトの代表格です。

LACON(ラコン) ユーロリーフ認定ワイン

醸造
完熟したブドウは9月末に、何回かに分けて手で摘まれ、丁寧に除伷し、およそ25度で、ステンレスタンクで6-8日間発酵させます。
ツヴァイゲルトは大型のオーク樽の中、700年前からの自然の地下室において、温度を11度に保ちながら熟成させます。
翌年の秋に瓶詰し、この中で更に数ヶ月間熟成させます。



情熱と品質にこだわったワイン

多様な単一畑(リード)の特徴をそのままに、最高の醸造技術と市場の動向を巧みに嗅ぎわける鼻と・・・・・

これだけの理想的な条件が揃っていることはめったにありません。ユルチッチ ソンホフのワインの秘密は、三人の兄弟が、互いに得意とする分野で補足し合いながら、見事なハーモニーを作り出している点に尽きるでしょう。しかも、エドヴィンの息子アルヴィンも、頼もしい助っ人に育っています。いくらブドウ畑で細心の注意を払いながらブドウを育てても、きちんとしたワイン醸造の知識がなければ、何の意味もありません。そして、「いくらセラーには最高の製品が眠っていても、市場とのパイプがしっかりとしていなければ」どうでしょうか。



長年、テイスティングで高い評価を得てきたワインは、自然との競演によって育まれてきました。特有の個性があり、確かな、国内外で認められているワインです。


家族

大家族

ユルチッチ家の家訓とは「家族経営の企業で特別なのは、年間売り上げではなく、世代という長いスパンで物事を考える点である。ブドウ栽培そしてワイン造りにとってこの考え方は非常に有効である。子供や孫の代のワインの品質は、我々が今日、ブドウ畑をいかに自然に近い形で扱っているかにかかっている。そして我々は、先祖が素晴らしい古酒に関して残してくれた数多くの資料に感謝している。

家族の団結と、将来を見据えた哲学。ユルチッチ家では、家族のメンバーが3世代一緒に働いており、この哲学を体現しています。



伝統

700年の伝統、150年のワイン史

ユルチッチ家のワイナリーが初めて記録文書に登場したのは1541年のこと。記録書の中で、このりっぱな建物について「修道院に隣接する建物」と明記され、18世紀まで、隣接するフランシスコ修道院の「ブドウ収穫の中庭」として使用されていました。ただし、ルーツはバーベンベルク家の時代まで遡ると見られます。地下室の設備の一部は14世紀のものであることが証明されており、また、古いソンホフの門のアーチの上に彫り込まれている家紋は、2つのゴシック様式の鍵が交差した模様をしています。ユルチッチ家の先祖は以前、この紋章をブドウ畑の土の中で発見しました。以来、この紋章が波乱に富んだ歴史を持つこの一族のシンボルになっています。



変革

1868: ソンホフで初のピノ・ノワールのブドウの木を植える

1935: 生産地域で初めてブラウフレンキッシュと当時はまだエキゾチックであったヴァイスブルグンダ
ーをロイザーベルグに植える

1935: ソンホフが生産地域カンプタールの中で初めてろ過と瓶詰めをおこなう

1936: フランスのランスとエペルネへの視察旅行の後、祖父がカンプタールにおいて、伝統的なビンの
中の二次発酵の方法で初のリースリング・ゼクト(スパークリングワイン)を生産する

1949: 全てのブドウの木を低いワイヤーフレームに支えられるようにする

1972: 1970年代には、自然農法のパイオニア的存在

1978: カンプタールでワインを初めて冷却したステンレスタンクで発酵ーソンホフの地下セラーにおいて

1987: GrüVe®を「グリューヴィー」を採用

2000: 独自のテラス状セラーを建設

2002: GrüVe®のヴェブサイトを開設:www.grueve.com

2006: 全てのブドウ畑を有機農法に転換

ワインは目標

変化と確信は自然の摂理

早い時期の自然肥料への移行、GrüVeといった画期的なワイン生産&マーケティングのコンセプトを考え出すこと、あるいは最新の醸造技術。

真剣に自然と向き合う人は、それによって多くのインスピレーションを得るだけではなく、新しいものと伝統とを結びつける方法を見つけることができます。ソンホフはすでに30年代に、ブドウ畑と醸造所を画期的に刷新したことで知られていました。それは60年代に実を結びます。ヨゼフ・ユルチッチワイン醸造所は当時からランゲンロイスの中で最も高い評価を得ているワイン生産者でした。

今日、国内外で何度も最高の評価を得ていますが、それでも、一族の開拓者精神は少しも衰えていません。イノベーションとは勇気のこと、変えていく勇気を持つこと、そしてよく働くこと、つまり「パイオニア的な仕事」をすることです。


畑について

サンテラス。これは自然の贈り物か?

もともと環境破壊とはかけ離れた広い畑、これは神からの賜物です。畑を手入れし、耕すのは私たちの役目です。多くの経験と自然の移り変わりを熟知しながら作業はすすめられていきます。

家族経営のワイン生産者ユルチッチ ソンホフは、ランゲンロイスの中でも最高の区画に74ヘクタールの畑を所有しています。この中には、「ツェービンガー・ハイリゲンシュタイン」やロイザーベルグ、ラドナー、ファーンベルグ、デヒャント、シュタインハウス、シュピーゲル、シェンケンビッヘルそしてタンツァーといった単一畑があります。土壌と局地的気候は非常に多様であり、これが固有の性格を持ったワインに反映されています。バランスがとれた熟成そしてテロアの特徴が感じられるワインです。



有機

原則は有機農法

すでに70年代にはコンポストと緑肥に切り替え、益虫を生かしながら、有害動植物を抑制する方法を採用しました。2006年には、全ての畑を有機農法に転換しました。2009年からブドウは、初めて有機認証されました。非常に労力のいる畑仕事のおかげで、素晴らしい収穫と魅力的な品種の多様性をもたらす有機農法を実現させることができました。10月から5月初旬までの自然の休息の時期に合わせて、ブドウ畑でも機械で土壌をいじることは一切避けています。これによって、土壌腐食を抑え、腐植土の形成が促進されます。



低収量が多くをもたらす

収量を抑える取り組み

畑では特に密植度を上げるように心がけています。これによって、ブドウの木の間での自然の競争が高まり、ブドウの木当たりの収量は抑えられます。また、木は低いワイヤーフレームに沿って広がっているため、ブドウは地面の放射熱を十分に吸収します。同時に、株からは多くの葉をつけた細長い葉壁が形成されます。繰り返し摘果をし、丁寧に葉の手入れをすることで、果実が自然に完熟する最高の条件が保証されます。

区画畑&品種について

品種と畑は変化に富む

日照時間、海抜そして土壌によって、それぞれの区画畑でははっきりとした個性を持ち、何年か過ぎてもそれぞれの区画畑特有の特徴が分かるワインが造られます。



一番メインの品種は、ランゲロイスの気候がぴったりのグリューナー・フェルトリーナーです。

繊細でフレッシュなGrüVeの故郷ですが、力強く複雑な「ワールドクラス」のフェルトリーナーも、シュタインハウス、ロイザーベルグ、デヒャント、シェンケンビッヘル、シュピーゲルなどの単一畑で見事に育っています。多様な畑のおかげで、土壌の違いがはっきりとわかるブドウを収穫しています。リースリングは主に、ロイザーベルグでも標高が高く、痩せた岩石の土壌の畑、およびツェービンガー・ハイリゲンシュタインの有名な段々畑で育っています。こういった畑のブドウから造られたワインは、他と間違えることのないミネラルのニュアンスがあり、長期保存が可能です。

シャルドネ(リード・ラドナー)、ヴァイス・ブルグンダー(リード・ロイザーベルグ)とソーヴィニヨン・ブラン(リード・ファーンベルグ)の品種でも最高のプレミアム・ワインは、丁寧にそして慎重に扱います。わが社では特にツヴァイゲルト、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンおよびメルローの赤ワインで、一つの品種あるいはブレンド(キュベ)で造られる赤ワインが自慢です。一部は小型の木樽で熟成し、毎年高い評価を得ています(国内、サロンあるいは品種の中で優勝)。ベーレンアウスレーゼ、トロッケンベーレンアウスレーゼ、シュトローワインあるいはアイスワインといった素晴らしい遅摘みの甘口ワイン(プレディカーツワイン)も忘れることはできません。

生育期間は10カ月、日照時間は2000時間・・・

カンプタールの南一帯は複雑で変化に富んでおり、地質的に特別なだけではありません。様々な局地気候の特徴を持ち、南に面した斜面は、日中は地中海性気候の恩恵を受けています。カンプ川はドナウタールと一番高い所が標高600メートルほどのヴァルトフィアテルとの間を流れており、南に扇形に開かれた渓谷にランゲロイスの村はあります。カンプ川の対岸にテラス状のブドウ畑で知られる「ツェービンガー・ハイリゲンシュタイン」がそびえています。自然に盆地の形状をしているため、日差しは強く、日中、ブドウ畑はかなりの高温になります。一方、夜間には北に位置するヴァルトフィアテルから冷気が流れてきます。これによって、昼と夜の寒暖の差は大きく、これが繊細な果実味を育むもととなります。

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