オーストリアワインの品種

オーストリアワインが造られる認可ぶどうは、白22種、赤13種、合わせて35種類あります。
その中から、代表的な品種名と特徴をご紹介しましょう。

white Wine

■Gruner Veltliner グリューナー・フェルトリーナー
胡椒のようなスパイスの混じる、リンゴとパイナップルといった果実の香り。辛口から高貴な甘口まで、非常に幅広いワインとなる。オーストリアでは最も生産量の多いぶどうの品種。
■Welschriesling ヴェルシュリースリング
青リンゴ、柑橘類ドライフラワーといったフルーティでスパイシーな香り。生き生きとした酸味のあるスパークリングから、トロッケンベーレンアウスレーゼまで、非常に広範囲なスタイルのワインとなる。
■Weissburgunder ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)
若いワインには花の香りと心地良い酸があり、熟成するとパンやナッツの香りが出てくる。セラーで寝かせておくと、熟成はゆっくりと進み、味わいが向上する。
■Riesling リースリング
ピーチやアプリコットなどの風味が主体で、トロピカルフルーツ風味が加わる。若いリースリングは、鮮烈な果実味と風味がある。ゆっくりと熟成を経たワインは、バラのような香りを伴う。
■Morillon モリヨン(シャルドネ)
世界中に植えられ、シャンパーニュのベースワインにもなっている。成熟レベルにより、ワインは飲みやすいものから、完熟した力強いものまで幅広い。
■Gelber Muskateller ゲルバー・ムスカテラー
ナツメグや柑橘類、そして上品なハーブやスパイスの、ブドウ品種本来の気品ある芳香性に富む。わくわくさせるような元気の良い酸が特徴。食前酒から、エキゾチックな料理へまで、多彩な飲み方ができる。

■Zweigelt ツヴァイゲルト
オーストリアで最も広く栽培されている赤品種のぶどうで、やや紫赤っぽいタンニンの強いワインとなる。十分熟成すると、フルボディでサワーチェリーの風味を持つワインとなる。早飲み用の木樽のワインから、力強い熟成のフルーティな高級ワインまで幅広く存在する。
■Blaufränkisch ブラウフレンキッシュ
ブラックベリー、チェリー、シナモン的なスパイスの香り。生き生きとした果実の酸と、しっかいとしたタンニンが特徴。十分熟成させることで、こなれた味わいとなってくる。
■Blauer Burgunder ブラウアー ブルグンダー(ピノ・ノワール)
ブルゴーニュを故郷とし、世界中で栽培される品種。薄めの色調で上品な酸味。ストロベリー、ラズベリー、チェリーの高貴な香りが特徴。
■Cabernet Sauvignon カベルネ・ソーヴィニヨン
若いワインは、フルーティーで、力強いタンニンが特徴。小樽での長い熟成より、ロースト香やカシス香など、個性溢れる酸味のあるワインとなってくる。
■Merlot メルロー
カベルネ・ソーヴィニヨンと比べ、タンニンと酸が少ないため、その味わいはまろやか。スパイス、カシスの風味があり、バランスの良いワイン。